FPオフィス林住期

PROFILEプロフィール

池田 賢一(Kenichi Ikeda)
1960年3月 福岡県生まれ
資 格
1級ファイナンシャルプランニング技能士
日本FP協会会員 ファイナンシャルプランナー CFP®
宅地建物取引士
終活アドバイザー
趣 味
キャンプ ダッチオーブンを使ったアウトドア料理や燻製づくりなど。

人生劇場 第1幕【ライフワーク】

1982年 就職

大学では法学部に在籍していた私は、
不動産に関心がありました。
業界訪問・企業研究の末、
住宅金融専門会社に就職をしました。
住宅ローンはマイホームの夢を叶えるとは言え
個人にとっては人生を左右する大きな借金です。

1980年代後半になると日本経済は大きく変化しました。
高度成長の時代が終わり低成長・成熟社会へ。
そして、経済史にも残るバブル経済に突入。
その頃には会社の業態が個人向けの住宅ローン融資から
事業者向けの大型融資に変化していました。
その後、金融引き締めでバブルが崩壊すると
融資は一気に不良債権化。
会社は存続の危機を迎えてしまいました。
その頃知ったのがファイナンシャルプランナーです。
何かに導かれるように、惹かれるものを感じました。

1991年 ファイナンシャルプランナー(FP)資格を取得。

1995年 1本の電話が鳴りました。
頼みもしない転職の誘いでした。
最初は全くその気が無かった私でしたが
『オーダーメイドの生命保険を提供する』に強く心惹かれ

1996年 36歳の時、ソニー生命保険(株)に転職

私にはライフプランナーという職業がファイナンシャルプランナーだと感じての決断でした。生命保険は、住宅に次ぐ大きな買い物であり命のお金です。

1998年 ファイナンシャルプランナーの上級資格CFP®を取得
2001年 不動産賃貸業をスタート
2003年 1級ファイナンシャルプランニング技能士を取得
2018年 58歳の時FPとしての独立を決意し退職。FPオフィス林住期を創業

私には人生とお金に関わる仕事がライフワークです。

人生劇場 第2幕【終活との出会い】

 今は普通に元気で過ごせていますが、
2013年 53歳の夏に胃がんの告知を受けました。
ステージはすでにIIIでした。
入院・摘出手術・抗がん剤投与など約1年間の治療を経て寛解。
その後、5年を経過しても再発・転移は認められず今日に至ります。

ひょっとすると、ここで私の人生が終わるかもしれない。
家族の事、大丈夫だろうか・・・。
子供は3人共まだ学生だし・・・。
果たしてこの先どれだけ生きられるのだろうか・・・。
いろいろ整理をしないと・・・・。

一方で、「がんです」と言われても、私はとても冷静でした。
「きっと大丈夫だろう。」
根拠なき自信があったように思います。
もちろん不安もありましたが・・・。

『終活』は正に我が事から始まりました。

人生劇場 第3幕【独立】

 2017年 当時18歳だった長男が亡くなりました。
最愛の家族を突然に失うこともある現実。
親としてこれ以上辛いことはありませんでした。
人生には病や死と嫌でも向き合わざるを得ない現実が
こんなにも身近にあるものなんだと改めて感じました。

思えば一度は失いかけた命、
そして生かされた命、
これが私の人生であるなら、
元気なうちにやりたい事をやろうと考え、
2018年 ファイナンシャルプランナーとして
独立することを決意しました。

この決断も、私の『終活』のひとつです。

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